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謎の一発高株・レーザーテック(6920) 株価10倍
SBIのSORが悪い意味で話題になっている。個人がよく利用するSBI証券におけるSORと言う東証とSBI傘下のジャパンネクストPTS市場の有利な方に発注するシステムだ。売買注文が、コ ンピュ ーターで監視され、アルゴリズム取引が先回りして、個人の上前を撥ねる仕組みで、フロントランニングと呼ばれ、証券業界では古くからあるもの。その昔、立会場取引の時代は、大手証券の場立ちが手振りで行う注文を中小証券が双眼鏡でのぞき見し、先回り注文を入れたりした。ゆえに証券会社は、バスケやラグビー部など身体能力が高く長身で視力が良い体育会系の高卒社員を採用していた。SBIが悪いと評判になったが、そもそも兜町は生き馬の目を抜く世界。のぞき見や先回りが犯罪という意識はない 。ユダヤの諺で騙された者が悪いというがまさにその世界だ。タダ同然の手数料で、便利なシステムやアプリを使える状況を不思議に思わない投資家の考えがどうかしている。80年代や90年代、証券会社の現場では盗み見や先回り売買は、日常的に行われていた。 証券営業マンは、当たり屋の通話内容、会話、手口を観察し、一所懸命、セールスしている間に、「当たり屋が買いに来たのでとりあえず1万株買っておきましょう」と反応の早い顧客に薦めてサッサと先回りで買ってい た。証券自己売買部門においても、営業や法人部から当たり屋の買いが入ると、株式部の事務員が伝票を書いている間に、ディーラーがサッサと上値の売り板を掻っ攫っていた。2000年頃までは、証券ディーラーの売買端末は、 売買約定の証券会社名が表示され、50単元以上の注文は、証券会社名と指値、時間が表示され、何処の証券会社をどの銘柄の板を見ているか?何回見たか?も把握されていた。すなわち証券取引所、証券会社は覗きの構造であり、一部の営業マ ンや証券ディーラーの本質は覗き屋だった。SBIの北尾氏もその時代を生きた元野村証券の証券マン。SBIの安い手数料を求めて、売買する以上、覗かれるのは当たり前だろう。そもそも証券会社は客を客と思っていない 。その昔、野村証券は、当初の入金額三千万円以下の投資家は暗に断り系列の中小証券会社に紹介していた。信用取引は開始基準が、預かり資産一千万円以上が殆どの証券会社の社内ルールだったし、一回の発注が1 万株以下、百万円以下はお断りという処もあった。女性客、サラリーマン 、年金生活者は信用取引不可というのも業界の基本ルールだった。数百万円の預かり資産の客は客と思わず、「雑魚客」「ゴミ客」「クズ客」と呼んでいた。国鉄や電電公社が、客の事を利用者と呼んでいた時代だけに特に悪意もなく業界の体質だった。今のネット証券も客の事を利用者と思っているのだろう。GMOクリック証券や岡三オンライン証券などは自社のルールや方針にそぐわない客は一方的に、口座を閉鎖したりもする。客を客とも思わぬ態度は証券会社の十八番である。昨今は銀行もネットの物販会社も似たようなものだ。SBIが悪い訳ではなく、安い手数料を求め、頻繁に売買して小銭を稼ごうという短期投資家の性質が商売に利用されているだけの話で、いわばスーパーマーケットなどで、遺伝子操作された農薬まみれの野菜などを安く買い求める安物指向の消費者が身体を悪くするのと同じ構造だ。投資家においては、タダより怖いものはないという言葉を噛みしめて取引に挑んでもらいたい。新年の日経平均は、8月に(1357)Wインバースの高値掴みした信用期日が到来して結果的に踏み上げとなる2月以降に、大統領選挙に向けた米株高政策もあり2.5万円を超えると見る。
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